これからを生き抜くために大学時代にすべきこと 感想と考えたこと

必要なことが書いてあって、その中での大変なことは、前向きに捉えなおしさしてくれる本だった。

長くなったので、今覚えていることをもういちど一言で書いておこう。
本は買ったほうがいいと書いてあったので、安ければ買おう。小説は安ければ査定なしで買う。専門書は高いことが多いうえに、内容が読み取れなかったりする可能性があるので、図書館で下見する。内容が読み込めて、その上で欲しかったら買おう。一度読んだ本を買うのは、よほどじゃないともったいない気がするけれど。

オールAより、好きなことを突き詰めればいい。そうすりゃ喋れる。一番考えが広まったのは、好きに読書をしていたときだった。あのときに戻ろう。予習復習は、最低限すりゃいいわい。

アルバイトはする必要なし。アルバイトで学ぶことはあるだろうが、そんなことは社会へ出れば3日で学ぶことばかりである。大学という貴重な時間を失う損失のほうが大きいとあった。金が必要でないなら働く必要なし。必要額を稼げばすぐやめる。最も危険なのは、なんとなく稼ぎ、なんとなく浪費することだ。深夜のバイトは、給料がいいとしても生活リズムを崩すので注意ともあった。

就職方面で、なるほど!と思うことがたくさんあった。自分に適した仕事をしたほうがいいとか、これは前に聞いたことだけど、仕事の時間は捨てるにはあまりに多いこととか。あとは、あなたはどうしてこの会社に来たのか、の質問の意味が、文字通りではなくて、社会的に返答できるかどうかを見ているという考えとか。

院はきつい。フリーもきつい。よっぽど人より優れているか、お金がないならやめておけとある。大手企業は安定している。もしつけるなら離れないほうがいいとある。仕事の理想は、量とかじゃなくて、労力に見合った成果が返ってくる仕事じゃないかな。どうせ払う労力は変わらない。なら見返りが大きいほうがいいと思う。ここで言う見返りは給料ではなく満足感というか、例えばいい案を出したな!ていうやつだ。

外国人に対して、日本人は説明能力、人を見る目がかけるという。人を見る目がかけるというのは、外国では日本より多く、彼は信用できる、という言葉を使うことからも伺える。外国ではいつも人を評価していてそのため見る目も発達するとあった。





おおまかな感想は、どうにもうまくいかない、どうしてだろうという不安がずいぶんと減った。つまり、読みたかった内容といってもいいと思う。なるほどと思うことが多かった。自分の考えと合致するところが多かった。そして、清濁併せ呑む and so on, こじゃれた表現が気に入ったし、独立少女紅蓮隊という固有名詩はディエンビエンフーに出てくるやつの元ネタだと思ってうれしかった。他にも固有名詞では気になるのがいくつかあって、気になる固有名詞がよくでたのが読みやすくてよかった。

大学の勉強の話で考えたこと。
すべて出来るよりは、興味のあるものを突き詰めたほうがよい。物事を考える基準になり、自信になる。受け流す能力も必要だと考える。
学生の能力は大差ない。とすれば気を使うべきところはどこか。
仮に能力に差があるとすれば、方法が違うために積み重ね方が違ったためだと思う。

ちょっと文章のわかりにくさが気になるので、書く。この小説に比べて、僕の文章は唐突である。流れが急だ。言いたいことを、一文でまとめている。そうではなくて、わかりやすいなだらかな入り口的表現と、言いたいことをまとめる表現との両方を使い分けて文章を書けばいいと思うね。僕の文章と、このこれから〜との比較から。抽象的表現と、具体的表現は混じらせて説得的に書くと、文章、の感じがでる。ほらね、という感じで具体を入れるとよい。何かを言って、わからない顔をされたと想定して文章を続ければいいんじゃないか。

ノートの取り方は、授業の内容を思い出すために、すべて書くほうがいい。簡潔に要点だけをまとめたノートは、後で授業を思い出すときに圧倒的に情報量が足りない。ギャグや横道にそれた話も書き留めるくらいでいい。

テスト対策は、最も理解してほしいと思うところを考えれば出題範囲はわかる。
留学は、日本の常識は日本のものでしかない、生きかたはいろいろあることを肌で感じるために行けばいい。それが留学の目的である。語学は、必要があれば喋れるようになる。必要がないなら喋れない。喋りたいなら必要のある生活をするようにすればいいのだ。わざわざ語学のためだけに留学をする必要はなし。語学研修はいらない。

本は借りずに、買うほうがいい。本の値段は、内容を考えるとただに等しい。その読んだ本が、自分の本棚にあって日々目につくかつかないかは、後々大きな差を生むだろう。

ちょっと、具体的すぎるな。長くなるのは面倒なので、抽象的方向をまとめるにとどめる。内容のリフレインは本を読み直せばいいことなので、僕個人の思ったことに書くことを絞る。

認識の違いが差を生む。勉強で言うなら、オールAを漫然と取る学生より、好きなことには強い学生のほうが魅力となるし、学生の能力にたいした差がないことを知っていれば、どこに力をおくべきかわかる。

予習復習が重要だろうか。僕は僕個人比較で、思えば本をすきで読んでいたときが、考えが広がった時期であった。大学は自由である。好きに本を読んでいいと思った。

恋人は案外出来ないとか言う。出来なくてもいいのかな。どうせ次、と考えながら付き合うのはあまり意味がないという。しかし経験がないと、本当に好きな人と付き合うのは難しくないか?これはどちらも正しい。