イムリ 12巻 幸せの追求 なくならない食物

イムリ12巻を見ていて、温泉の村には作物が豊富に実って、いくら食べても食べきれないから、村人が泊まりに来るのに反対もなく、村の人たちは優しいってのをみて、無くならない食べ物があれば人は優しく生きられるのかもしれないと思った。

今、無くならない食べ物はないのか。食べ物はなくならないので、あるっちゃある。しかしその食べ物は、大きな土地に依存している。
一人で食べるには困らない収穫があるが、地球上に人数が多すぎる。だから食物が足りない。

もし、食べるために何もする必要がないなら、争いはなくなるだろうか。最初はなくなると思ったが、食べ物があるのが当たり前の状況で、人間はさらに自分の特別性を求めて変わらず競争し続けるだろうか。

食料にたいして心配がないってのはしかし、有史以来はじめての状況かもしれない。

人数が多いままに、食料問題を解決するには、新しい食料、食べてもなくならない食料が必要。
人数が少なくなれるのなら、ひとりの人間が食べるに困らない、何もしなくても植物とかが実る土地を人数で割り当てれば幸せじゃないかな。

食料が保証されても、土地を狙って動く人がいるだろうか。誰もが当たり前に食べているものでも、独り占めしようとする人がいるかもしれない。
一度は全員に保証された食料も、一人のわがままで崩壊するのはありえるだろうか。

食べるに困らない世界が実現したとして、その世界では子供の生む数には制限がある。この制限は受け入れられるかどうか。たぶん、受け入れられる。受け入れるかわりに、永遠の平和が手に入るから、受け入れる。憲法を無条件で受け入れているように、そういうものなんだったらそういうものと受け入れるだろう。

子供を自分が生みたいように、産みたい数だけ生む時代が昔になった子供たちは、過去の行動を、そんなことしてた人類の幸せが成り立つわけないじゃん、どうしてそんなこともわかんなかったのかな、昔の人は。と思うのかもしれない。


どうして、なんでそうも人は働く?誰か、上の方の誰かがもっと得をしたいからだ。上の方の誰かは、そうとう上手にしたを操作している。下の方の人間は、上の言うことを聞かないと、食べ物も手に入れられないという状況に押し込められている。

人間一人が、何もしないで生きられるには、何が必要なんだろう。食べ物が、いつもある状態。植物や動物に頼るとして、動物は面倒なので主に植物か、どれくらいの土地が必要だろう。
人間一人が生きるための土地の面積がわかったら、それで養えるだけの人間を残して他は消してしまおう。そうすれば平和が訪れる。

誰か偉い人、それができる人はとっととやっちゃってくれ。人間の数は、幸せを求めるには多くなりすぎた。


無限になくならない食料開発にたいして敵対してくるのは、今の社会でおいしい目をみている社会階層上位の人達だとう。社会階層上位の人たちは、すでに食料的問題は解決しているし、食料的問題を盾にとって労働者を使役し、また使役できる立場でもって、一般人ほかの人との差異化を図っているからだ。彼らは他人の不幸によって、自らの価値を高めているのである。



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腹減りに対して、ノーリスクで自動的に、満たされるシステムの構築が世界平和への大きな一歩・・・。

今現在研究を行ってるすべての優秀な頭脳を、永遠になくならない食料開発へと集中させるべきだと思う。どんな方法でもいいけど、腹減らなくなったらいい。無限に湧いて出る食料の開発でも、食料がなくならない環境の開発でも、食べる必要のなくなる装置でも。腹減って死ぬ可能性をゼロにするのだ。

希望的なことを言えば、命がかかってるからっていう理由で許された、汚い行いだけが消えるかもしれない。どやろなー。

自己顕示欲のために一生懸命働くんじゃないかな。

必死にならざるをえないから、メリハリのある人生になるんじゃないのっていう意見、遊びも延々に続くと遊びじゃなくなるってのは、今の不幸を直視しないための詭弁かもしれない。食べ物に困らなくなって、食べ物のために働かなくてもよくなったって、人間の欲望って際限ないから。自己顕示欲のために一

自立じゃあ。自立のためには食料は世界にありふれていて、あって当たり前何もしなくても手に入る、レベルまでもっていく必要がある。世界の人口のほとんどは野垂れ死にの恐怖を利用されて無理に働かされている?メシ食えなくなる恐怖がなくなった世界で、果たして面白いものはあるのだろうか?

一会社員が、会社に向かって強く出れないのは、会社に生命線を握られてるからだよ。食料の保証があれば、会社は純粋に、集まって面白いことをする集団にかわるはず。

食料が無限になって心配しなくなると、人類は幸せになると信じる。体に葉緑素を取り込むでもいいし、何もしなくても作物で食べていけるくらいの土地を人間に振り当てて、あぶれた人は消してもいいし、道の科学力でなくならない食べ物、栄養を開発するでもいいけど、とにかく食料の保証を最優先するべき

そうね、命とかがかかってくるから汚いことをやってても仕方ないってなるけど、食料が保証された場合、人と自分を分けるのは能力じゃなくて魅力になる。魅力をつけるためには汚いことをやってはだめで、おお、自動的に人を規制するシステムが出来上がってるじゃないか。食料が無限になると人類は幸せに

食料を保証されることが、自由や優しさ、幸せへの第一歩かもしれない。体に葉緑素が入ってれば、人間はもっと優しい動物だったのかもしれない。

じゃあ政府はダレが何のためにやってんの?ときたとこで成り立たないかと思った。けれど、政府をやる人は自分に魅力が欲しい人だよって思えば、成り立つ?食料の心配がなくなった世界で、人は人と価値の違いをつけるために行動を起こす。その一手段として政府で活動する。食料が保証されることが、自由

子供を産むことは基本的には違法にする。子供を産むっていう行為は、政府とかからの通知で行うものと常識的になっている。法を犯して子供を産んでも、戸籍がないからうまくいかないのは目に見えてる。食料は保証されているので、
貧しい国など存在しなくなる。とまで書いたところで、じゃあ政府は

人類の幸せのために、子供が産める人産めない人がいるのは当たり前のこと。そんなにポコポコ産んでると、人間の数がパンクして不幸が訪れるのは歴史に書いてあるじゃん。ほんっと昔の人って馬鹿だよねーって言える世代が来るといいな。

もしも、無くならない食物が全員に配給されたなら、世界に争いはなくなるだろうか。無くならない食物が配給されたとき、現行の制度はすべて廃止された状況だとして。それでも争いは続くだろうか。人類は、幸せを追求するには、あまりに数が多くなりすぎたのかもしれない。