・英語ができてどうなんだ
まだ見立てが立っただけで、実際には使えないくせに、英語が出来たところで、幸せはやってこなさそうだなあって感じた。米原万里、大きい人格?に触れて、そのあと明治期の偉人、偉い人が二十歳のとき何をしてたかの本を注文して、なんだかさびしい気がする今である。

・本の距離感
英語が終わったら、本でも読む?本で得た知識は生きるのか?本読んだからって、どうこうはならないよな、なかなか。どうこうしたいんなら、やっぱり友達とかサークルとか。わかりやすく充実をもたらしてくれるのはそっちで、本ではない気がするんだよな。たぶん、友達が増えたら本が恋しくなるだろう。


コクリコ坂のような男子学生諸君、それからそれに近いイメージとして、近代期と明治期の、日本の行く末を考えた人達が好きだ。日本が、牙を抜かれる前にいた人の思想と、思想の方向が好きだ。必死に利益を求める姿がかっこいい。自国のために。自国のために。今や、自分の利益を追い求めることすら寒い、みたいな、心底から骨抜きにされちゃってまあ。劣るわけじゃあないけどさ。趣味嗜好が、昔なだけで。