ハンターハンター32

最初、選挙が続いた。ルールの説明が口説くて、しかもパリストンに警戒してるけど、ほんとに何かする人物なのか?イマイチ脅威が実感できなくて、ルールも面倒でつまらなかった。

ジンの巻だったな、32巻。ジンの魅力を、暗黒大陸、新大陸の可能性、何かを手に入れるためにそろえた手段、人脈がむしろ宝物だという考察を背景にして伝える巻だった。
なんで、そういう考えを見抜けたのだろうか。おおよそ人との強力とは遠そうなイメージなのに。

目的なんか、人と人が集まる言い訳でしかないのな。なるほど、事実だ。よく見抜いたもんだよ。やっぱり、面白い作家さんは、洞察が深い。優れたものを持っていたなら、それを伝えるための努力をすればいい。流行りものに乗っかる必要はないんだな。いいな。

カイトを助けられなくて、俺力不足で・・・!
やべー、俺も力不足だわ。勉強いっこもしてないし、友達もいないし。サークルも全然できてないし。後悔した時点で、手遅れってのがあるからな。物語じゃないから、欲しいときに、欲しいものがない時点で手遅れ、詰みっていうのが現実だからある。日頃から、鍛錬をさぼっちゃいけないなあ。

思い通りに英語が使えないから!毎日英語勉強しないといけないし、イベントにも参加できない!最低限できてないのに、サボるし!



コアラのとこ、絵手抜きっていう言い方もできるけど、ああいう雰囲気が欲しいから、ああいう書き方だとも思える。サボりだサボりだというけれど、必要なことをやってるだけなのかもしれない。あのレベルで作品をあげるために、必要な休暇。

内容が、アルカナニカで一山、ジンで一山、選挙も一応の一山か?それに新大陸とか余韻を感じさせる最後の、仲間たちの絵、これだけ密度の高い本も珍しいな。いい一冊になった。32巻。

前向きな人生、いい人生が書いてあった。あれ理想にして、英語も人間関係も人生頑張っていこう。