穏やかな時間のために

一番いいのは、芥川龍之介の小説だったんだよ。あの、ともすれば退屈なような、読書の時間が愛おしい。

休みの時間には、充実を求めない。ゆるい時間を求めるのだとすれば、漫画もしんどい。欲望の渦巻くような、自分に引き込もうとするような現代小説もしんどい。あの、一見突き放したような雰囲気こそ愛しい。

文豪。得るものが少ない気がして、もっと面白いものがある気がして読まなかったが、休み の定義を変えた。あの時間の使い方は、そういう気分がいい。

これも、一時のことにすぎないかもしれないが。ただ、ファーストフードに食べ飽きた?ガチャガチャした漫画、映画、ゲームに飽きた。どれも無駄な気がするが、小説を読んでる時間だけは、無駄じゃないきがする。

実際のとこ、全部支え合ってるんだと思うけど。強い刺激にあきたんだな。つまり。小説揃ってくると漫画読みたくなるよ。パソコンは禁止だけど。これは害悪でしかない。自分の使い方だととくに。