企業カルチャー 引越しバイトから

引越しのとき、先輩が全部下に降りてしまった。判断、何を運べばいいのかわからない自分だけが部屋に残される。一緒について行ってもダメだし、かと言って何もできないのだ。
自分で判断して荷物を運ぶと、勝手なことをするなと言われる。かと言って指示を待つばかり、指示を仰ぐばかりでも、考えろと怒られる。ここの、さじ加減が難しい。一度も上手にできていない。

この時によく言われることは、空気を読め、見たらわかる。これがもしかして、企業カルチャーってやつなのか。体育会系、叱り飛ばしはするけれど、具体的な指示がない。改善点の提示がないまま、延々と怒られる。
見たらわかるって言うんなら、こっちが動けないのも見たらわかるじゃん。行動の基準を持ってないことも、わかる。基準さえ与えてくれたら、動けると思う。コツ。今こう言う状況なので、その時はこう動け。

自分は、状況から判断して動くっていうのが苦手だ。運動ができたことがないのも影響しているかもしれない。サッカーとか、どっちがゴールかよくわからないことが多い。バスケットもオウンゴールを狙う。こういう状況、即行動みたいな環境で行動をしたことがない。

自分の不慣れ、落ち度もあるけれど、これが理不尽だがよくあることだという背景から、企業に入るときの選考項目として、充実したレクチャーとかが求められるのかも。レクチャーがしっかりしてるって、怒られなくていいね!

先輩の指示って、人によってまちまちなんだ。あの人を立てればこの人が立たない、みたいになることもある。先輩がやった仕事の文句が、バイトに来ることもある。たまに。僕じゃないです!ていうのも何だかな。事実仕事が出来てないから、口を持たない。

一番最初、建物全体の説明をお客さんからしてもらう。自分はそれをまったく聞いていない、バイトがそれを把握する必要はないっていう判断、からうまく動けないのかも。全体を貫く方向性を把握していない。

肉体労働はもう嫌だ。持てないものは持てない。ここで根性論を出してくるんだもの。これ、乗り越えるためには限界を何度も経験して、筋力がついてなんじゃないの。その日の限界は限界だ。給料カットして帰らせてくれって思った。切実に思った。もう嫌だ。手足が震える。頭が朦朧とする。吐き気がする。とても荷物なんか、持てない。

向いてないっていうか、こんなもんなんだろ。続けてればできるようになる。

気づいたことは
・これが企業カルチャー?体育会系ノリ?もっとうまく指示をくれる職場があるのかもしれんね。
・状況から判断する目を持ちましょう。そこが極端に弱い。