ぐっとくる表

ゴッドファーザーのヴィトコルレオーネとマイケル・コルレーネ。本当は愛していたんだというくだり、母の子を殺したこと、最後に死ぬこと、ヴィトコルレオーネが実力者であること、良き理解者であること、ソニーやフレド、トムというキャラクター。すべてがきれいで、切なくさせる。若いヴィトコルレオーネが成り上がるシーン、ジョーイザザの演説、人気、マイケルのじっと人を待つやり方、素晴らしい。子供が風邪をひきすごく心配する父親、それを殺す息子、後悔する息子、思い通りにいかないアンソニー。ケイとマイケルの関係性。二人の喧嘩。大学生としてのマイケルと、マフィアへの冷めた見方。ケイとの将来。父親を介抱するとき、僕はやるよ。僕ならやれる、やってみせる的な発言。


エデンの一巻。世界とコミュニケートしてるんだ、みたいなの。頭が良さそうでかっこいい。

今日読んだのは、ソウルイーター金色のガッシュベルガッシュベルは子供向けだと思っていたが、大学生になった今の方がぐっとくる。仕事とかバイトとか、人間関係にもっと悩んでもっと喜びを見出した今の方が、グッとくるものが多かった。ギャグも馬鹿らしくて笑ってしまうし、ウォンレイの守る王やガッシュのパティをきっかけにした王の姿もぐっとくる。ゼオンがめちゃくちゃ強い、ザケルやザケルガなどで上級呪文を破っていくのはかっこいい。心躍る。


金色のガッシュベルで強く感動したのは、ウマゴンのパートナーがかっこいいことと、清麿が最近たくましくなった、変わったっていう話。前は一人孤独だったが、クラスの人と打ち解ける人になったし、優しくたくましくなった。それを聞いて感動するスズメ。バイト頑張ってることと、たつきさんが期待を寄せてくれることが重なる。前は勉強だけで、それがダメだってわかってきたことも似ている。苦しいことがあって悩み、だいぶ実力がついてきたことも似ている。


ソウルイーターは、ストーリーの作り方いきおいだけだなあってなるけど、マカとソウルがより強くつながるところや、そのほかキャラクターのかっこよさやいきおいはある。動きや特徴が多彩で面白い。深さはないけどおしゃれっぽい。自己嫌悪や猜疑心をテーマにおくのはいいけど、たいていはこれでいいんだ、もっと強く自分を信じよう、っていう解決。ワンパターン感がすこし。