むちゃぶり 

むちゃぶりは、無茶だ。そもそもうまくいくわけないんだ。とは言っても、それを懇懇と説いたってしょうがないですよ。

うまく行く方法はないかねえと考えてみたところ、谷口くんは上手にやってたな。あいつの手口はこんな感じ。むちゃぶりに対して、まずは難しいなーと言ってみる。うーんと考えてから、ちょっと外れたことを言うだろう。そしてそれには理由があって、あー、って思わされる。ちょっと可笑しい。そんな感じですかね。対処方法。

何か考えてみる。こうこうやと思う、って言って笑いになることもあれば、相手にフッたりもしていた。なんだか場馴れがあるな、と感じていたな。

むちゃぶり。えー難しいな。①何かを言う。考えてから。②ほかにフッたり。とにかく、流れを壊してないのがいいのかな。わからんが。

フルと言ったって、お前言えや、いやお前が。みたいなもんにはならなかった。一緒にかんがえよう、とか、ちょっとぬるい展開が多い。すごいなあ、と思うね。味があると言おうか。
理屈持ち出したり、自分を弁護したりしないで、ただうまくいく道を歩いていけるんだね、彼は。うらやましかったよ、だいぶ。あの感じがお手本のひとつだと思う。上手下手にこだわらず、肩の力を抜いて楽しんでゆける。

ちょっと思いついたのは、ムチャブリ。関係ない人にふる。一緒に考える。その人が思い浮かんで、耳打ちをしてもらう。聞いたことは言わないで、気持ちよかったです!てゆうたら、知るかあ!てゆわれると思う。そんなん。