弟の勉強

まず、弟を弁護する動機。ある程度勉強してもらったほうが、話がつきやすい。将来ね。あと、いい大学いってもらって、経済的に協力してもらいたい。特に母親に対しての忠誠心が高いし、義理堅いやつなので、のちのち役立つだろう。生真面目やし。

本人の力で、親を説得する。親の理屈の穴をみつけて、自分の理屈を通す経験は必要やと思うけど、そもそも勉強の方向へ行ってもらわないと話ならん。アホでもええけど、形だけでもええとこいっとけ。

母親の主張;
部活を続けることで、スポーツ入試が狙える。勉強でこけても第二の選択肢が残る。
弟の主張;
勉強をするので、水泳をやめたい。

自分の主張;
①勉強をするにあたって、背水の陣を引くことは必要。②保険をひいているうちは、どちらも成功しにくいと思う。③本人の意思を無理に曲げた場合の失敗は、本人のためにならない。本人の思う通りに行動した結果の失敗は、責任が本人以外に求められないが、今のままでは人に責任を求める人間になるだろう。④スポーツ推薦の、具体的なハードルは把握できているのか。⑤本人の思い通りにやった行動であるなら、失敗にしても成功にしてもいい経験になるだろう。しかし人が強制した結果の失敗はイマイチ。

結果

水泳をやめて、勉強をする。
水泳を続けて、勉強をする。勉強の上昇を証として、水泳をやめる。


勉強を続けるための、カセになる。自分で水泳をやめて勉強をしたのだから、やれっていう理屈。
大学入試の結果はおおまかに、高校の平均で決まる。平均以上のことをしようと思ったら、特別な対策を自分でとる必要が出てくる。

まだ高校受験。失敗してもいいんでねえか。大学試験が本番と考えれば、結果にかかわらず姿勢を示す事自体経験になるはず。
勉強をしたい、というのはひとつ向上心。向上心を、高校のとき、この先持ち続けているのか。やる、と本人が言っている今背中を押すことで、