直弼くんは、言いたいことが言えているのか 

幕府くんとの和解は不発に終わった。こちらの悪い点を考えてみる。
相手の考えに対して、二の次がつげない。あからさまな退屈な態度にひるんだのかもしれない。相手にされていない。

僕の演説口調は、そもそもがギャグである。場違いを利用するもの。相手がひるむのにも乗じている。相手がひるみ、シチュエーションがそもそもよい。この両方が幕府くんになかったから、どうもうまくいかなかったんだな。受け手の重要性をまた噛み締めることになったわけだ。

直弼くんとは、わりかし仲良くしている。直弼くんは、言いたいことを言えているんだろうか。僕は、言いたいことを自分の力以上に言えている。この感覚は素晴らしいものだ。お返しがしたいとは思うけれど、僕は受け手が下手である。次からは、興味のない話題であっても掘り下げていこうと思う。自分がしんどくなるくらいにやっても、それは本末転倒だけど。場を面白くするための、ちょっとした配慮だ。林浩的でよい。

林浩!!果し合いの場では、もうまったく忘れていた。緊張するわーっていったから、緊張するわーって笑ってみたら、あっそうって感じ。なんだよ!おめえも笑え!
ここでさ、そんなもんやねって。多少くじけて放棄するのが付け焼刃の証拠で、林浩くんならうまくやったろう。確かに相手が悪いとしても、相手が悪いことは別にして、それでもうまくやったんだ・・・。すてきやねえ。


ちょっと思い返すと、こんなんいうのはじめてやわ とか、ここへきてよかった とか。わりかし好評である。でもね、好評にあぐらを書き始めた時点で、もう右肩は下がっている。思うことしゃべれてうれしいじゃん?気持ち良い。この気持ちを持ってきてくれた相手に、返したいと思うのは自然な発想だわなー。
確かに評価はされているかもしれん。だが、もっといいものを提供できると思う。