前は喋れなかったけど 仲良くするのは面倒臭いものなのだ

前、おっちゃんと会った時は、全然喋れなかったけど、自分が申し訳なくて、今は人と話すってどんなものか、大体わかったから話せるようになった。面白可笑しく話せるの。相手の対応、自分の出方が大体わかった。落とし方も、流し方も。

ずんずん歩くで、趣味なんて小出し小出しじゃ身につかない。興味を持ってたって面倒なんだから、勢いを持ってバーンとやらないとダメっていう考えは、人間関係でも当てはまると思う。めんどくさい!人間関係!でも、友達とか彼女とか欲しいなら、面倒くさくてもやらないと。人と仲良くするのって、まずは努力だと思うのよね。継続力?忍耐力。最初はね。

なんか、話が弾まないのを、何か知っててまあいいかって思って、そうして3回か4回くらいやったあたりで面白くなるもんさって理屈付きで思ってたんだけど、理屈のところを忘れてしまった。風呂に入ると思考がよくまわる。風呂から出るとすぐに忘れる。たぶん、最初っから面白いものなんてないとか、そんなことだろうか。

ライティングのクラスでは、友達が全然いないんだけど、はしゃいでる男がひとりいるよな。顔でかいし、話、特別面白くないけど、勢いとノリの良さだけはあるっていう人。そんなだから、一人話して横にいる男もあんまり乗り気じゃなくて、あーあっこの人間関係も失敗だなー・・・って思ってたら、なんと女の子と話すポジションを確立していた!その顔でかいのが!テオティワカンとかそんな顔のタイプ。巨大顔面石があるっていうじゃない?それに似ている。女の子と話すポジションにいる男、としてほかの男からも需要がでてきて、まんまと人気者のように振舞っている。人間関係って、需要じゃん。需要があれば、趣味が合わなくてもいいんだね。放課後一緒に遊ぶことなんかないぜ、彼らは。けど女の子が接着剤になって、遊んだりもするのかも。

そんな、瀕死のオスマン帝国みたいな関係でも、分離寸前でも帝国は帝国なんだ。文化がある。女の子と遊べる。一人、ただ一人ひたすらウジウジジメジメしているよりは、よっぽどいいんだろう。俺もそっち行きたい。

自分のことばっかりじゃねーか!愛おしいって思う。またやっとんのー。地獄の底で、血の池の中、他人をだまくらかして自分dかえいい目を見ようとしている。みんなそうだ。そうする姿が、愛おしいっていうか、理屈じゃないけど、気に入るんだ。そうするのって、中々上手にはいかない。うまくやってる奴を見ると、すごいなー!て驚く。だから好きなのかな。
あーあー、まためちゃくちゃにして、て子どもに言ったとき、親は子どもに好意を持っていることもある。子どものすることがどんなことでも、子どもが可愛いのだ。そんな気持ちに似ているのかもしれない。人間がやることが可愛い。それを隠そうとして、隠し通してるつもりでいるのも面白い。チーズは臭いけど、チーズの匂いって好き。それにも似てるかもしれない。