清少納言さんに、愛想つかされた?

俺の地元は悪かったんだ。昔は僕も悪かったですと言ったからだろうか、ちょっと素っ気なくなった気がする。ノート見せてと言ってきて、見せたけど役に立たなくて、じゃあばいばい、というとき、いつもならもうちょっと嬉しそうだったのに。すいーっと他人のように言ってしまった。彼女は態度は冷たいから、よくわからないんですけど。メールをすれば思ったよりも好意的だったこともある。
悪かったんだよー、というと、俺さんも?とすぐに聞いてきた。雰囲気がそうやからね〜と言ってしまった。笑えるでもないし、そのくせ罪は薄れてないし、保身に走るとろくなことがないな。

また、どこか行きたいな。お店は大事だ。あらかじめ、どこに行くか決めておいた方が楽しめる。


清少納言さんは、基本的に飲み込みがいい。メールなどを出しても、欲しい通り、期待以上の返事が帰ってくる。そんな彼女だが、今日は話していて、まったくわからん、と言った。まったくわからんと、言える度胸よ。情報交換という観点から、わからないのならわからないと伝えるのが一番有益なのだが、人間関係的に、もしくはプライド立場があってそうはできないことも多い。
まず、自分の理解力に対する信頼が必要だ。二つ目、聞いても大丈夫であるという相手への信頼がいる。俺も、わかんなかったら正直に聞こう。システマチックな彼女は素敵だと思える。