英語教師のやることは 授業案

英語教師のやることは
とりあえず、教科書を覚えさせることでしょう?
できる子はいい。普通の子もやるだろう。問題は出来ない子だ。

予習をしてきてもらって、わからないところは質問する。
やってこない子がいるだろう。授業の半分は内容確認のテストだ。まとめてでもいいよ、毎回は大変だ。

出来ない子は、知識に穴が多いんだろう。新しい知識が多すぎるのだ。知識のある子は単語さえ覚えればいい。文法の出来ない子は、覚えることが増える。

文法確認プリントを配る。点数が低い子はプリントを宿題にする。わからないものは、友達に聞いてくれ。それでもわからなければ先生へ。

できる子は新しい文章を学ぶ。遅れる子はフォローをしつつ。教育効果は高いのでは?

人と話すのが苦手な子は、覚悟を決めてくれ。コミュニケーションスキルは何をするにも求められる。酷かもしれないが、この授業でもそうさせてもらう。
点数高くても、人に教える機会が少ないと内申点が伸びないよ。先生は忙しい、生徒を有効に使おう。
教えてもらったら、その子の名前を書いておくようにする。

フォロープリントには、勉強をする動機とか、勉強のコツ、勉強ってどんなものなのか、それから面白い漫画のこととか書く。走り書きでいい。生徒との信頼関係を築く、ローコストだ。ちょちょっと書くだけ、印象は変わる。いい投資。



勉強はしたいけど、やってもいいけどやらないといけないんだけど、わからないからやりたくない、そういう生徒はフォローがいる。

勉強の根本は、自主学習だ。これがないと何しても伸びない。種はまくけど水を注ぐのは君たちだ。

自主学習を促すためには、勉強の仕方を教える、わからないことを作らない、勉強の必要性を話す、くらいだろうか。それでも不必要だという判断をした生徒に対しては、勉強をしない人生について、学業をサボる、評価が下がるけどそれについてはどうなのか、聞くことが必要だが、勉強の強要は出来ないな。

のだめの、茶髪の音楽の先生のスタンスだ。生徒の望むものを提供する、おなら体操になってしまったけど。でもあの人、江藤先生より千秋をうまく導いた。ああいう、物分りのいい態度が必要なんだ。生徒主体でものを考える先生。ただ、相手はあくまで学生で、知らないことは多い。考えるのは学生だが、判断材料は十分与えなくてはならない。放置とは違う。