自分をみて、人とのかかわり方

あしらわれるということは、失礼だとか言う前に、その程度でしかない自分を反省すべきだと、誘ってこっぴどく断られて、いるかいないか、などと考えて伺っていて思う。

相手にメリットがなく、ただお話聞かせてもらえませんか、それもたどたどしく、必然性もなく。面倒臭いのは分かり切ってるだろう。

それから、友達と遊ぶときとか、自分の身分を考える。子供の時、人を誘えない子供だった。自分に、人をわざわざ誘っておいて時間を使わせて、それに見合うもてなしは出来るだろうかと考えてしまった。無料でゲームができるコーナーがデパートにあったのだが、そこでもうまくゲームのできる人だけがやってよくて、自分はやっちゃいけないものだと感じていた。
彼女を誘う時、彼氏だからって来てくれるよね?みたいな言い方が苦手だ。自分にそんな価値はないし、相手の都合もある。
ただ、親しいのにわざわざ馬鹿丁寧に誘うのも冷たいので、けどやっぱり当たり前に来るっしょ、みたいには誘えないな。そしてそれはそれで、気に入っている性質でもある。

人と会うのは、用事がある時だけと考えることで、人を誘えるようになる。用事を済ませたいから誘って、都合が合わないなら仕方ないと考える。基本的には、断られるもので、たまたま都合が合えばお互いにためになるので会いましょうかっていう風に考えている。


ただ、納言さんはこちらを好いてくれていて、用事をつくって会ってて用事がないなら会わない感じだ、みたいなことをいうと、用事ないと会いませんか?と言ってくれるので会いたいから誘う、というのもたまにやるようになった。この場合は、こちらが望むことを向こうも望む了解が取れているので、お互いに有益なのでよしと考えているが、それでもやっぱり会って当たり前、だって、お前俺のこと好きでしょ?みたいな態度はとても取れない。これこれでよろしいでしょうか、どうお思いですか、と誘う。