たつきさんゼミ合格と気持ち

たつきさんから合格の通知が来た。

あー受かったかー。

2流の人間
俺はすべってる気がする。

ペンキ屋の人間やから。

これまでの人生の質が違う。


感想も手抜きしてる一方で、あの人はずっと真面目に取り組んで。

好かれる人間と、

スカばっか引き続ける人生。
手抜きぐせがある。肝心なところで外す。

順風満帆すぎて、気に食わん。
俺はあかん。俺はあかんわ。
自分が情けない。

積み上げてきた人生の質が違う。

まとめると、劣等感がひどい。


けど結果が出てしまえば、それはそういうものだとして、それなりにやってくしかないと思う。ふん。エデンとかベルセルクが好き。


あんだけ書いてたら受かるでしょうとか、たつきさんのよりも個性があって、主張があっていいと直弼君はいうが。

思想は共有すべきだと思うが、まったく劣る自分の思想をたつきさんに知らしめて、それで何になるだろう。メリットは、自分の言いたいことが言えて、自分が楽になるだけ。そのデメリットが、たつきさんは俺の前では素直に喜べなくなる。気を使わせる。ことが考えられる。あの人がどう考えるかは、まだわからないから断定はできない。


すべったら凹むだろうな。やっぱり自分には資格がない、人に劣ると凹む。自分が嫌になるだろう。天国か地獄か。転記だと思っている。

だから凹むだろうけど、落ちても人生は続く。同じ人間が2人いても意味ないし、ゼミの拘束がなくなった分なにか出来ることが出てくるだろう。

成長の機会は、失われるけど。これだけが機会ではないが、一つまた失う。悲しい。


たつきさんの文章には、事実と気持ちが端的に現れていて好きなんだ。自分がバタバタして7割も書けないのを、すらりと書き尽くす。うまい。見習いたい。


嫉妬、彼女の安定、これまでの人生の確かさ、ひきかえ自分の虚無。彼女への嫉妬、自分への失望。挫折。

彼女が受かったからって、自分がすべるとも限らないが。ただ、何となく、自分だけ受かる予感がした。彼女が先に受かってしまったら、自分は落ちてるんじゃないかな。こんな自分だ。

受かってた嬉しいとメールが来た時、おめでとうと言うべきだろうと感じたが、おめでとうという感情はあまり湧かなかった。言えばうそになるだろう。