たつきさんゼミ合格。不信に信頼で答えてくれるから
楽になる、幸せ
たつきさんだけゼミ決まっちゃって、今回のゼミには賭けてたとこがあるから、なんか凹んだ。
決まったんだ嬉しいっていうメールにも、素直におめでとうと言わない。おめでとうなんか思わん。俺はだめかもしれんと思った。持ってる人間とそうでない人間の違い。
発表はまだなのに、なぜ知れるのか知りたくて問いただす。一通り聞いたあとで、たつきさんが持ち出してくれた話題は相手してなかったので、あんまりだと思って、今自分のことで手一杯だって言ったら、わかるって返信きた。
今日は一日悩んでた。たまにすごく落ち込む。自分が、優しさにつけ込むように感じる。迷惑をかけてるのではないか。カウンセラーを本気で考える。国語をやってて自分の虚無を自覚して茫然とする。
愛わからんとか言ってたけど、なんかちゃんと好きになってる気がする。ちょっ にやにやする
たつきさんとメールしてると、感情がそのまま書いてあるみたいな文章が来ることがある。感動する。そうやって書けばいいのか、そういうことも書くといいのかーって発見が多い。
ちゃんと好きになってる気がする、ていう書き方は、たつきさんを見習ってのものだ。自分だけだったら、こんなにぴったり寄り添って書けなかったろう。
最初は、ちくしょうちくしょうって気持ちだったが、たつきさんとやりとりするうち、優しい気持ちになった。こんなものたまたまで、期待してはいけないものだとは思うけれど。それでもそんなことが不可能でないのがすごい。
たつきさんは、僕に会えてよかった、恵まれてるというが、そう言ってくれるから本当に知り合ったことが価値のあるものになる。ああ、これは恵まれた出会いだったのかーって思う。直弼くんと僕の関係も、滅多にないものらしいとやっぱり自分では気づいていない。
自分の汚さに悩むとか、優しさにつけ込むとかたつきさんは言うが、
それを言うなら、たつきさんだから好きなのか、女の人だから好きなのか悩むことがある。
これは、うえーってメール帰ってきたときに、鮮明にそういうたつきさんが思い浮かんで、強烈に愛着を感じたところから、もう普通に好きなんだって思ってるけど。