カネの話

カネの話

いいことしか知らないと、幸せの中にも不満の種を探すようになる。退屈だ、という顔をいつもしている。

これが最も高まると、これでなきゃイヤだ、になる。

時間があるうちにやっておくべきことは、たくさんのことを知ることだろう。今は、いいとこに就職しないと人生失敗だ!なんて思ってるけど、

幸い下地はあるから、選ばなければ働けるだろう。そこで優秀になれるかどうかはまた別の話だ。人より条件が悪いかもしれない。しかしそれが何なんだ。生きていける。基準はひとつじゃないし、お金持ちが幸せとも限らない。お金持ちの方がいいけれど、そうでないからと言って死ぬ必要はない。そうでないならそうでないなりの、幸せってもんがあんのよ!なんて言うだろう。

よおわからんけど、たまに本が読めればそれでいいじゃないか。たまに人と話して笑えればそれでいい。

とりあえず働いてみて、一度身をどこかに置いて見て、案外いいかもしれないし、やっぱり気に入らないかもしれない。気に入らないなら、それは強い気持ちだから、いつか結果に結びつくだろう。

なんだ、それだけのことだったのか。全く何もないわけじゃあないから、気も楽だな。
幸せになる方法は、自分が知ってる、知ってると思ってる以外にもたくさんあるんだって思った。その状況になって、その時にできることを必死にこなしつつ、たまに話し、笑うのが人生か。