落ち込んだ時、うつのときの対処法

たつきさんの手紙を読む。彼女はよく手紙をくれる。手紙には幸福が溢れていて元気がでる。


きょうはなおすけくんを蹴った。はたかれて、頭きた。反射的に、蹴ってた。一言も口を聞かず、ずんずんと進んでしまう。
俺が悪いの?そもそもは相手がはたくから悪い。けれどはたくのはスキンシップだ。いつもやってる。叩かれるの好きじゃないけど。第一、最近ちょっと自分勝手じゃないのか。昨日だって、今日は君と話しても面白くない、とか言う。今日は、今日のテストはどこどこだよって教えたら、知ってるわときた。
前は、言い方とか気にしないはずだったのにな。意図で考える。
インターンシップの応募があったり、課題があったりテストがあったり、考えるとしんどい。考えてばかりで、全然勧められてないし。
いっつもうんざりしてた。気が短くなってた。
でもこっちから謝らないと、向こうから仲直りの動きなんて来ないだろうと思ったので、LINEでメッセージ送った。蹴ったのは悪かった。でも今日は気分じゃなかった。対応の仕方としては自分勝手だったとは思う、と送る。
驚いたのは、向こうはおちゃらけて対応してくれたことだ。絶対に怒ってると思ってた。なんだ、自分が考えていたよりもずっとよく出来ていた。
自分ひとりで考え込みすぎなのかもしれない。ここ最近のことすべてに当てはまる。自分がなんとかしないといけない。自分ばっかり大変だ。
そうじゃないのかもしれないな、と思った。もっと、人に頼ること、人を信頼することを覚えよう。
人の欠点を見つけたとき、この欠点はよくないよっていうよりも、欠点の逆であることを褒めた方がいいのかもな、ともひらめいた。けちな人には優しいねと言う。そうすることで、徐々に優しくなるのかもしれないなと。
俺ばっかり苦労してる、と考えるとどんな関係もダメになる。
イライラして話す気分じゃなかったときも、教室の前に行くと知ってる人はたくさんいた。声もかけてくれる。イライラしてたので対応できない、と思っていたけど、話が始まるとケロリとする。気分ちょっとよくなった。イライラを尊重するのも、好きじゃないしな。いいんじゃないか、単純で。



つぎに、魔女読む。アリシアとミラの話。たつきさんに手紙書いたけど、いっぱいスペース余ったから、彼女が喜ぶものをと考えて、アリシアとミラの話が好きだと言っていたから書いた。魔女の絵って好きだし。
魔女の人たちは、魔女のペースで生きている。忙しい気になってイライラしたり、つまらないことはしない。
イライラしているけど、本当にどうにもならないの?何とかなると思うし、ならなくても困りはしないんじゃないか。肩の力が抜けた。